●「私の過去の過ちを全て洗いざらい~」 Vol. 8

 
 私は、2009年の後半より約三年半の間、本当に多くの情報商材を購入して来ました。商品は、購入時にPDF(電子版)で購入する事もありましたが、最初の頃は、内容が複雑そうな商材の場合には、本文に線を引いたり印を付けたり出来た方が理解し易いと言う理由で、少し割高な冊子版を購入していました。私はクレジットカードが使えませんでしたから、何時も代金引換にして近くの宅配営業所で頻繁に商品を受け取っていました。しょっちゅう高額な代金引換商品を受け取りに行くのでかなり怪しまれていたに違いありません。部屋の中の衣装ケースには約七十冊の情報商材、パソコンのハードディスクの中にも無料特典情報も含めると約200個程の電子情報が行く宛ても無く眠っております。使った金額を合計すると総額で200万円は余裕で超えてしまいそうです。高い商材に至っては6万円の商材や、参加費が30万円と言う金額も支払って来ました。こうやって文章を書いている最中でも思い出すだけで気分が悪くなって来てしまう程です。また、これとは別にパチンコ詐欺にも引っかかり70万円もの大金を騙されてしまいました。過去にも、海外の偽宝くじ情報、競争の激しい通信販売代理店、ギャンブルなどに使った金額を合わせると、この二十年間に700万円位は使って来たであろうと思われます。会社の同僚に使ってしまった金額を合わせると、頭に1が一つ余分に付いてしまいます。本当にこの二十年間で多くのお金を散財して来ました。もう完全に病気の域にも達してしまっていました。情報の購入金額も、質を求めてどんどん上昇しておりました。アルコールや薬物の場合と同じで一種の中毒と言うべき状態でした。こんな話を聞かされると、皆さんは「うそだろう?、何でもっと早く俺に相談してくれなかったんだよ~?」 、「詐欺商材だったら何故お金を返金して貰わなかったの?」とか「詐欺って分かってたら警察に相談すれば良いのに!」と心の中で思われている事でしょう。しかし、日中は忙しい本業が有りますし、悪までも自分一人(プライベート)の問題でしたので、どうしても回りに迷惑を掛けたり相談したりは出来ませんでした。相談すればするほど自分の信用が地に落ちて行くだけだと思っておりました。

 
 しかし、私がこの二十年間でとって来た行動の理由を今思い返して見ると、やはりその理由は「少しでも効率の良い作業をして、自分の過去の損失分を取り戻したい」、「体に鞭を打ってする仕事から解放されたい」、「誰にも知られず楽に高額(大金)を稼ぎたい」、「より裕福な生活がしたい」と言う事でした。
私は二年前(2011年)の夏に会社を去って以来、再就職は考えず、何とか自分の力でネットビジネスの道を切り開いてやろうと考え始めました。もう長年勤めた会社には戻れませんので。しかし、その道のりは並大抵のものではありません。会社を辞めた後もパチンコ詐欺に引っ掛かり、競馬、競輪,競艇の有料情報にも手を出し、失業保険も右から左へと瞬く間に消えて行きました。私が購入する情報商材の金額も情報精度を高めようと、この頃から段々と金額が高価な物へと上がって行きました。最初の頃は、五千円~二万円位だったでしょうか?しかし失敗を重ねる(外れくじを掴まされる)度に購入金額も四万円~六万円の高価な商材へと変わって行きました。高価な商材を買えば、絶対に当たりが有ると思い込んでいたんです。しかし、今振り返って見ると、一万円の商材も五万円の商材もさほど違いは無かった様に思います。それは何故かと言いますと、どちらの商品も自分の身には付いて無いからです。つまり、私の人生を変えてくれる程の影響力(良い意味での)は与えてくれて無いと言う事なんです。人には基本的に出来る事と出来ない事が有ります。これは個人の好みや嗜好の問題なので、生理的に拒絶反応を起こしてしまう場合は心の外へ追いやってしまいます。又、中には個人の尊厳や社会的規範の問題も関係する場合も有ります。そうした問題にぶち当たると、ある人には稼げても、ある人には稼げ無いと言う問題になります。その商品が本当に五万円の価値が有るのなら、私はとっくの昔に既にお金を稼ぎ始めているに違い有りません。もっと簡単に行動に移せている筈だと思います。ですから、幾ら高額な商品であっても他人の心の問題や私生活、生活習慣の問題までは気遣ってくれて無いんです。もし、そこまでニッチな世界なので有れば、その事を購入前に判断出来る様にセールスレターに記載しておくべきでしょう。本来高額な商品と言うのは、バリアフリーと言えば大袈裟かも知れませんが、万人に受け入れられる要素も兼ね備えていなければ成らないと思います。作者一人が出来る情報ではダメなんです。

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